jukukosiのブログ

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失敗、成功体験 5/30

最近、本当に暑いですね。電車の冷房が天国のように思います。水分補給、体調管理等、気をつけておきましょう。梅雨ももうすぐやってきます。
さて、今回は先日体験した、失敗の大切さ、そこから得られるものについてお話ししようと思います。僕の好きなアニメの言葉にもあるのですが、鋼の錬金術師エドワードエルリックが残した名言で、
''痛みを伴わない教訓には意味がない、人は何かの犠牲なしには何も得ることはできないのだから、しかし、その痛みに耐え、乗り越えた時、人は何者にも負けない強靭な心を手に入れる、そう鋼のような心を''
という言葉があります。前回も僕の座右の銘を話しましたが、この言葉も僕が好きな言葉の一つです。意味は何か能力や目標を達成したいのであれば、努力、失敗という犠牲無くして何も得るものはない、という事です。失敗から得るモノは成功した時よりも得られるものは多いです。成功した時は反省なんて誰もしない。確かに成功したのに、なぜ振り返りをしなければいけないのか、と思うだろう。僕も実際そうです。だが、その時にも、勝因は何だったのかを考えるべきである。失敗した時に考え込むのと同じぐらいに。
例を挙げよう。中間、期末テストで、80,90点辺りを取ったとしよう。いつもは、50点ぐらいの生徒ならば、本当に喜ぶだろう。だが、その時ほど、この単元は自分が得意なのか、どのような勉強法をしたのか、環境はどうだったか、新たな試みがどうだったのかなどを考えるのが良いだろう。そこから次回以降どうすべきか、というのが自然に生まれてくる。これが良いサイクルとなり、自然と成績も右肩上がりになってくるであろう。
逆に、いつも90,80点ぐらいとる生徒が、50,60点取ったとしよう。よく見る光景として、間違いはないか、ケアレスミスをしていないかなどを必死に探している。確かにそれも大事なのだが、本当にしなければいけないのはそういうことではない。一喜一憂し、やる気をなくし、次回以降負のサイクルになる可能性も十分あり得る。だからこそ、そのサイクルにならぬよう対策を考える。新しい試みを考える、どうして失敗したのかを考える。
簡単に点数だけで一喜一憂してはいけない。大切なのはその後で、どうするかで大きく未来が変わることもありゆる。そういう対策を考えるという代価を支払って成功という代価を得るのだ。そのようにしなければ人間は成功しない。自ら失敗という代価を支払おうととし、成功の代価を得ようとする。その志さえあれば、どこに行っても最終的には成功するだろう。だから自ら失敗を学ぶのだ、そうすれば道は開ける。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。