jukukosiのブログ

@saitoumasasi1(twitter) 塾講師してます。勉強法、教育法について語っています。応援お願いします! https://mobile.twitter.com/saitoumasasi1

英語文法5 7/5

最近暑くなってきましたね。塾でも冷房をつけないと汗だくになってしまいます。この時期は総体や大会で三年生は引退の時期が近くなってきました。もうそろ受験に向けて頑張っていきましょう。

 さて今回は、時制も終わったことですし新たに単元に入りましょう。意外と時制といえども内容はかなり多かったと思います。

 今回は冠詞について解説していきたいと思います。冠詞はみなさんご存じでしょうが、なかなか難しいものです。僕もよくミスをするものです。

 まず冠詞の種類は、a, an, theとあります。このa,anは不定冠詞と呼ばれるもので、theは定冠詞と呼ばれます。

 まずは、Could you bring me a chair? と、Could you bring me the chair? の英文の違いは何でしょうか?まず出てくるのが、漠然と一つのものを指すか、限定されているのもを指すか、の違いでしょう。前者は、何でもいい椅子を一つ持ってきてほしいというもので、後者は、ある特定の椅子を持ってきてほしいというニュアンスになります。他にも違いはありまして、長文や短文であれば、前者は初めて出てきたものという解釈になり、後者はすでに述べられているものという解釈になります。例えば、

I used to play a game for a long time ago. The game was very interesting. という短文で、最初にa game と出てきて、のちにthe game と出てきました。これは先程説明した通り、 a gameは初めて述べられたもので、the gameで、さっき述べたgameのことを指しますよ、という合図になります。

 あとtheは、ただ一つしかないものを指すこともあります。例えば、the earth, the moonなどがこれにあたります。地球や月はただ一つしかないものであるのでtheを用います

 冠詞の省略というものもあります。

I went to school. は、建物、場所が本来の目的を表す場合です。何気によく使っている英文ですが、これは冠詞を省略しています。では冠詞が付いていればどうなるでしょうか。I went to the school. であれば、建物(学校)に行くという訳なのですが、勉強しに行くというニュアンスはなく、忘れ物を取りに行くなど建物に行く、のようなニュアンスになります。まとめると、冠詞がなければ、本来の目的の意味を示し、前者では、勉強しに行くという解釈になります。冠詞があれば、本来の意味はなく、建物自体に行くという解釈になります。何気に中学生一年生から使っている英語がこんな意味を持つこともあります。

 冠詞一つでもかなりの意味を持ちます。日本語には冠詞がなく、判断が大変難しいものとなります。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました~