英語文法9 7/9
今回は目的格の関係代名詞から始めましょう。考え方は主格と同じで、関係代名詞に変わるところが異なります。
There is a book. と、
I read it three month ago.を合体させます。同じものは主格にはなく、目的格にbookとitがあり、同じなので、合体させると、
There is a book which I read three month ago.
となります。it が関係代名詞となり、後者の文の文頭にきます。そして、関係代名詞の後はSVとなります。
whomの場合は、
He is a man whom (who) I met in the train yesterday. となります。who, whomはどちらでも大丈夫という事に最近なってきました。
そしてこの目的格の代名詞は省略することができるので憶えておいて下さい。
コンマ+関係代名詞は、thatを除く、関係代名詞、関係副詞で使えます。意味は追加情報のような形になります。
I went to Hyogo, which has beautiful sight.
のように情報の付け加えで使われます。
コンマの有無による違いは、特定するかで
My older brother who lives in Japan is dancer.
My older brother, who lives in Japan is dancer.
で、コンマが付いていない方が、ひとりの兄弟を特定してしまう。コンマが付いている方が、その対象を特定せず、情報を補足します。先行詞を見て、単数であるから、1人の兄弟がいる、ということを指す。2人以上の場合は先行詞にそのような記述をしなければならない。My brothers, who lives in Japan is dancerであれば、brothersで、2人以上の場合は特定しないので、その中の誰かが、ダンサーである、ということです。
まとめると、コンマなしの用法は、名詞に追加の情報をたし、対象を絞る。その関係代名詞の説明がないと、文の意味が変わってしまう。
コンマありの用法は、追加情報を足すだけで、対象を特定せず、その関係代名詞の説明を省いても、文の意味は大して変わらない、という事を憶えておきましょう。代名詞とは言え、こんなにたくさんの用法がある、という事を憶えておいて下さい。次回は関係副詞に関してお話しします。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!